ピラティスとヨガの違いを徹底解説!ピラティスにハマるのはどんな人?

ピラティスが気になっているけれど、そもそもヨガとは何が違うのか?どちらが自分に向いているのか悩まれている方も多いでしょう。
ピラティスとヨガの大きな違いについて解説します。

ピラティスがピタリとハマるのはどんな人かも、ぜひ確かめてみてくださいね。

目次

歴史から見るピラティスとヨガの違い

混同されがちなピラティスとヨガですが、実はまったく違います。
まずはどのように誕生し、どんな歴史をたどってきたのかをみてみましょう。

日本にも定着したヨガとは?

ポーズと呼吸で筋力を鍛えつつ、心を整える瞑想が同時にできるインド発祥のヨガは、紀元前に誕生したとも伝えられているほど古い歴史を持っています。
1970年代に世界的ブームが始まり、2010年の日本では100万人のヨガ人口を突破。現在ではすっかり定着してしまいました。
ダイエットや美容を目的としたホットヨガが人気を集めたことも、定着した要因と言えるでしょう。

大流行のピラティス

ピラティスはジョセフ・ピラティス氏が100年程前に考案した独自のメソッドで、マシンを使ったワークアウトから誕生しました。
筋力向上と柔軟性アップを目的とし、やがて女優やモデルたちが始めたことで世界中に広まるようになりました。

元々は傷を負った兵士がリハビリ目的で、身体に負荷をかけずに筋肉をつけるために誕生したのがピラティスです。
アメリカのフィットネスブームがスピーディーなエアロビクスからスローなピラティスに移行し、一気に定着したという経緯があります。

どちらも現代においては健康的な美容法として人気を集め、主に女性たちがダイエットやスタイルアップを目的に取り組むようになってきましたが、起源は大きく異なります。
さらにピラティスとヨガの細かな違いについて、詳しくみていきましょう。

ピラティスとヨガの違いは「動き」にある

具体的にどう違うのかは体験してみないと分からないかもしれませんが、どんな動きをするのかについて簡単に解説します。

まず、ヨガはポーズをとったら数秒間キープし、深い呼吸をします。

関節の可動域を広げる。または筋肉を柔らかく整えるという目的が多いです。
ポーズによって難易度もあるため、自分のレベルにあったポーズが選べます。

ピラティスはヨガに比べると流動的であり、動きながら身体を整えることが多いでしょう。

ヨガは心と身体の安定をはかるポーズを、ピラティスは負荷をかけずに筋肉をつけることを重視した動きが多いです。

ヨガとの大きな違い!ピラティスはマシンを使う

ヨガとピラティスの大きな違いは、マシンを使用してエクササイズをおこなうところです。
ヨガはマットを敷くのみ、または専用のベルトやブロックを使用する程度にとどまりますが、ピラティスはもう少しアクティブな動きを伴います。

床に寝そべる体制もとることから、マットは厚めに。さらに専用に開発されたマシンを使った方法も多いです。

元々ピラティスは負傷した兵士が改造したベッドでリハビリをしたことから、マシンを使うのは当たり前のこと。

マシンを使わないピラティスも可能ですが、マシンならではのメリットが注目されつつあります。
気になる部位に集中アプローチがしやすいこと、筋力が少なくてもサポートしてくれることから、マシンピラティスの人気は高まりつつあります。

【まとめ】ピラティスにハマる人とは?

2つの違いを知ると、ヨガが心身のリラックスを目的とした動きに対し、ピラティスはもっと身体を鍛えることを目的としたエクササイズであることが分かるでしょう。
そのため、ピラティスのハマるのは運動習慣を目的とした人、ボディラインを気にする人が多いです。

ヨガよりも積極的にダイエットに取り組みたい、姿勢を良くしたいという目的が強い人がピラティスにハマる傾向が高まります。

ヨガとピラティス、違いが分からずに迷った際には、ぜひ参考にしてくださいね。

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