ピラティスの資格の種類は?取得のメリットや必要な期間、おすすめを徹底解説。

「ピラティスの資格の種類について知りたい。」
「ピラティスの資格取得のメリットは?」
「ピラティスの資格の取得に必要な期間は?」
「おすすめのピラティスの資格は?」

本記事では、ピラティスの資格の種類、資格取得のメリット、資格の取得に必要な期間、おすすめのピラティスの資格などについて解説します。

体づくりやリハビリに使われるピラティスには、インストラクターとしてより深く学べる資格がいくつかあります。資格取得のために勉強しましたら、ピラティスについて、より深い知識や技術を学ぶことができ、インストラクターとしてだけでなく、体のメンテナンスにも役立ちます。

ピラティスの資格の必要性は?未経験からでもインストラクターになれる?

ピラティスには国家資格がないため、技術と知識さえあれば、未経験でもインストラクターになることは可能です。ただし、スタジオによっては募集要項に特定の資格を盛り込み、取得を義務付けているところもあります。

資格取得のメリットは、自分のペースでピラティスを学べることですが、早く指導スキルを身につけたい方は、資格なしでアルバイトから始め、正社員を目指すことをおすすめします。

目次

ピラティスの資格の取得をおすすめする人

  • 未経験で希望のスタジオに応募して落ちた人。
  • 自分のペースでゆっくり学びたい人。
  • 資格を取得するまでの過程が好きな人。
  • 高齢者向けなど、専門的な分野で活躍したい人。

ピラティスの資格なしで目指すのがおすすめな人

  • 早くインストラクターになりたい人。
  • 独学がゆるみがちな人。
  • 人と接することが好きな人。

ピラティスの資格の種類

ピラティスの資格は、大きく分けましたら3種類あります。

  1. マット
  2. マシン
  3. マット+マシンのコンプリヘンシブ
名称特徴
マットピラティス・ヨガマットの上で実施する
・スタジオではグループレッスンが多い
・レッスンの単価は一番安い
・オンラインで取得できるこtpが多い
マシンピラティス・リフォーマーを使用することが多い
・パーソナルレッスンが多い
・マットピラティスと比較してレッスンの単価が高い
・通学して資格取得することが多い
コンプリヘンシブ・マットやマシンどちらのレッスンもできるので就職に強い
・しっかりと稼ぎたい人におすすめ
・資格取得にかかる費用が一番高い

マシンを使ったレッスンは、マットを使ったレッスンに比べて単価が高いので、より稼ぎたい人には、コンプリヘンシブ資格がおすすめです。

また、マシンの資格は、団体によって含まれる内容が異なります。リフォーマーだけなのか、他のマシン(チェアなど)も含まれているのか、事前に確認しておきましょう。

ピラティスの資格取得のメリット

ピラティスを学び、ピラティスの資格を取得するメリットは3つあります。

  1. 身体への理解が深まる
  2. ピラティスのインストラクターとして活躍できる
  3. 仕事の幅が広がる

詳しく見ていきましょう。

身体への理解が深まる

ピラティスの資格は、営利目的ではなく、自分や大切な人のために、解剖学的・生理学的見地から、身体についての知識を深めたいという人たちの間で、人気が高まっています。

理学療法士などの医療従事者も、ピラティスの資格を取得して、ピラティスとボディワークを組み合わせたり、さまざまなアプローチで、身体を改善するスタジオが人気を集めています。

ピラティスのインストラクターとして活躍できる

ピラティスのインストラクターは、資格がなくても、ピラティスのインストラクターとして働くことができます。

しかし、資格を持っていれば自分の技術に自信が持てるので、就職に有利になることは間違いありません。さらに、資格を持っていると、無資格者よりも月給が2万円高くなることが多いです。

したがって、2万円×12カ月と仮定すると、24万円も多くもらえることになり(※ボーナスは除く)、将来のキャリアを考えると、資格取得の意義は大きいとい言えます。

仕事の幅が広がる

ピラティスは副業にもなります。自宅の一室をピラティススタジオにして、レッスンをする人も増えています。また、イベントやセミナーでピラティスを教えたり、インストラクターとして教えることもでき、仕事の選択肢が広がります。

ピラティスの資格取得。受講スタイルによって時間や費用はどう違う?

資格の取得を検討する際、最も重要なのは資格取得までにかかる期間と費用です。学習方法によって、かかる期間や費用は変わってきます。

こちらでは、スクールに通う場合の学習スタイルや費用についてご紹介します、また、それぞれの場合の資格取得までの期間や費用についても解説していきます。

スクールで資格を取得する主な2つの受講スタイル

多くの人が選択するのが「通学制」と「通信制」。2つのスタイルのメリット・デメリットを比較してみましょう。

通学制の受講スタイルの例

  • 週1回、3~4時間の授業を6か月間受講する
  • 土日集中型で3ヵ月間受講する
  • 平日夜間で1年かけて取得する

メリット

  • 実践的な指導が受けられる。正しいフォームや指導法を学ぶことができ、疑問点はその場で解決できます。
  • 仲間との交流。同じ目標を持つ仲間と情報交換ができ、刺激を受けることができます。
  • 模擬授業。模擬授業を行うことで、コミュニケーションスキルや、ティーチングスキルを向上させることができます。

デメリット

  • 通学時間がかかる。 通勤途中の駅でスタジオを探す必要があります。
  • 通信に比べると費用が高いです。

仕事が休みの日が決まっていて、短期間で習いたい人におすすめです。特にピラティス初心者の方は、基礎をきちんと学ぶという意味でも通学がおすすめです。

また、通信講座でもある程度のマットトレーニングはできますが、マシンは実際に使いながらでないと、学べない部分も多いので、通信講座が望ましいです。

通信制の受講スタイルの例

  • 6ヶ月間の映像教材とオンライン講義。
  • 動画教材を自分のペースで学習する。

メリット

  • 自分のペースで学習できます。 時間や場所にとらわれず、空いた時間を有効活用できます。
  • 低コストです。通学に比べると、教材費や授業料が比較的安いです。

デメリット

  • 自己流になりやすいです。直接指導を受けない最大のデメリットです。インストラクターを目指すのであれば、その他の習い事に通うなどして、実技不足を補う努力が必要です。
  • モチベーションの維持が難しいです。

まとめると、通信制は、空いた時間に自分のペースで学びたい方、すでにピラティスレッスンを受けている方におすすめです。

ピラティスの資格の取得に必要な期間は最短で4ヶ月

ピラティスの資格取得までの期間は、資格の種類(マット、マシンなど)や学習方法によって異なります。

マットピラティス

  • 通学制::3ヵ月~1年
  • 通信制:6ヵ月~1年半

マシンピラティス

  • 通学制:3ヵ月~6か月
  • 通信制:6ヵ月~1年

マットとマシンどちらを取得する場合であっても、解剖学などの専門知識と実技を完全に習得するには、最低4ヶ月が必要です。

おすすめのピラティスの資格

PMA加盟団体:MAJOLI(マジョリ)

MAJOLIはヨガやピラティスの資格取得コースを多数開講しているスクールですが、マットピラティス資格RPT30オンラインコースは、国際ピラティス協会公認コースです。

受講料は212,800円からで、早割キャンペーンでは50,000円引きとなり、PMA加盟団体の中では実質最安値になっております。コースは完全オンラインなので、忙しい方や通学が難しい方でも、資格の取得が可能です。

PMA加盟団体:BASI

BASIは世界最大級のピラティス教育機関であり、BASIのトレーニングコースの質の高さが認められ、PMA理事会のメンバーになっております。

またBASIは、資格取得後の就職サポートも充実している団体です。

PMA加盟団体:balanced body

balanced bodyは、ピラティスマシンの大手メーカーが運営する教育機関です。ピラティスのマシンメーカーが母体なので、マシンを使ったエクササイズの質の高さが強みです。

PMA加盟団体:PHI Pilates

PHI Pilatesは姿勢改善に特化したピラティスメソッドで、病院でのリハビリから、トップアスリートのコンディショニングまで幅広く活用できます。

PMA加盟団体:Club Pilates

Club Pilatesは、ピラティスの認定トレーニングコースを提供しています。世界中に800以上の拠点を持つ会社のノウハウとメソッドを、学ぶことができます。

ピラティスのインストラクターの仕事内容

ピラティスのインストラクターの主な仕事は、正しいピラティスを教えることです。

多くの人が美容効果や健康的な体を手に入れられるように指導します。また、美容や体型維持に効果的な食事方法や、健康維持に役立つ習慣を理解して、アドバイスすることも仕事のひとつです。

ピラティスのインストラクターの活躍の場

ピラティスのインストラクターの主な活躍の場は、以下の通りです。

  • ピラティスジム
  • ヨガスタジオ
  • フィットネスクラブ
  • リハビリテーション施設
  • カルチャースクール
  • 自宅

ピラティスジムやヨガスタジオでは、正社員や契約社員として、リハビリ施設やカルチャースクールでは、フリーランスとして働くことができます。

また、自宅で定期的に教室を開いているピラティスインストラクターもいます。

ピラティスの資格取得後の進路

インストラクター、パーソナルトレーナー、スタジオマネージャーなど、資格取得によって活躍の場は広がります。

また、最近では副業としてインストラクターを目指す人も多いです。副業としての働き方は、契約講師、アルバイト、独立開業などがあります。

ピラティスやヨガの資格は、目的や学習スタイルによって難易度が異なります。それぞれの資格の特徴をよく知って、自分に合った資格を選んでください。

まとめ

ピラティスの資格の種類、資格取得のメリット、資格の取得に必要な期間、おすすめのピラティスの資格などについて解説しました。

ピラティスの資格は、自分の目的や学習スタイルに合った団体を選ぶことが大切です。複数の団体を比較検討することをおすすめします。

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