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腰の次。その一手は、腕のアシストスーツ―つらい作業の疲労感を約6割軽減―

新聞やTVで、「アシストスーツ」という言葉が使われるようになりました。名前は聞いたことがある、という方もいらっしゃると思いますが、それはどのようなものなのでしょう? 端的に言えば、体に装着することで肉体労働時の身体の負担を軽減するもので、パワードウェア、パワースーツ、パワードスーツ、パワーアシストスーツなど、様々な名称で呼ばれています。現在のところ作業者の「腰」をアシストするスーツの導入が進んでいますが、つらい作業をさらに改善するものとして、「腕用」にも注目が集まっています。この記事では、ATOUNが世界で初めて上市したフレームレスのワイヤー式腕アシスト「kote」について、紹介します。

目次  

 

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そもそもアシストスーツとは?

 
ひと昔前には膝に巻くサポーターや腰に巻くコルセットのようなものが主でしたが、ここ数年で目を見張る進化を遂げています。一口でアシストスーツと言ってもいくつか種類がありますので、まずは大きく2つのタイプを知っておきましょう
 

 

サポータータイプ(非電動)

ゴムやバネを使ったシンプルな構造で比較的リーズナブルなタイプです。
背骨を支える樹脂フレームや、関節を支え筋肉の動きを補助するゴム・バネなどが内蔵されています。おおむね薄く作られており、作業着・仕事着の下に装着することが可能。ものによってはそのまま洗濯機にかけることができるため、衣類の延長線上にあるといえます
 

電動アシストタイプ

サポータータイプのゴムやバネの働きをモーターなどに置き換え、電動でアシストするタイプです。映画のヒーローが装着している全身アーマーなモノを想像するかもしれませんが、装着時の軽快感にも配慮されています。
主に腰や膝に装着し、関節の動きを補助することで作業負担を軽減させています。サポータータイプが自転車とすれば、この電動タイプは電動アシスト自転車に相当すると考えることができます。電動アシスト自転車を使用したことがある方は、普通の自転車との違いを明確に体感したことがあるのではないでしょうか。
また、電動タイプにはコンピュータを内蔵しているものが多く、人の動きに合わせアシストの具合を自動で調整してくれます。作業時の姿勢によってモーターのパワーを増減させたり、時には作業のじゃまをしないように電源を自動で切ったりと、気の利いたことができるのが電動アシストタイプの最大の特長と言えます。
 

体のどこを楽にしているの?
 

 
非電動か電動か、その違いをもとにアシストスーツの種類を紹介しましたが、次はサポートする部位の違い、という別の視点から解説します。
肉体労働において頭を悩ませることの筆頭は「腰」。業種・業界を問わず現場の大きな課題といえ、様々な工夫を凝らし対策を行っているものの限界が見受けられます。
 
アシストスーツのなかでも「腰用」は種類・販売量ともに多く、ニーズの多さと注目度の高さがうかがえます。一方、腰以外の部位をアシストするものとして、「腕用」「膝用」があります。特に腕用は近年になってバリエーションが増えてきました。
 
腕用アシストは腰用に比べると、製品ごとにサポートできる動作が絞られている傾向があります。腰は「起こす」「支える」といったシンプルなカテゴライズなのに対し、ヒトの腕は作業によって千差万別の動きをするため、すべてをカバーするのが難しいことが理由と考えられます。
 
次に、腕用アシストのなかでも多く見られるものをご紹介します。

  • ① 上方作業をする腕や道具を「下から支える」もの
    (例:天井へのビス止め・果物類の世話など)
  • ② 下から荷物を持ち上げる様な「下方作業を助ける」もの
 
①に関しては世界各国で取り組まれており、このカテゴリーだけでも複数種が市場に出回っています。このタイプは大きな荷物や重量物を取り扱うというよりも、長時間腕を上げたままのつらい作業を緩和するためのものです。フレームなどで肘を下から支える構造が多く、肘と工具などの重さを逃がすことでサポートしています。さらに、バネなどの力を使うことで、より作業者の腕への追従性やフィット感を向上させています。
 
上方作業アシスト

 
②は、現場改善をするうえでは欠かせないカテゴリーで、今後市場が広がりやすいと予想されます。重量のある荷物を運搬する、パレタイズする、ピッキングする…など、①に比べてニーズがとても多く、しかも必要とされる現場が過酷であることが珍しくありません。
 

守備範囲が広い、ワイヤー式「腕アシスト」

 
現場での守備範囲が広く最もニーズが多いと考えられる②について、もう少し深掘りしてみましょう。具体的にターゲットとなる業種や作業内容の例を挙げてみます。

  • 物流業╱トラックからの荷降ろし、パレタイズ、ピッキング・
  • 製造業╱社内物流での荷物分別、運搬、パレタイズ、梱包、材料投下、ジグ取替
  • 農業╱野菜の収穫、コンテナ・ダンボールの運搬・トラック等への積み込み
  • 建築土木業╱資材の運搬、施工
パレタイジング作業
中腰作業

 
どの現場でも10kg、20kgといった荷物を扱うことは珍しくなく、その扱い量は1日に数百を数えます。なにより、それら荷物のバリエーションは多岐にわたるため自動化が難しく、ヒトの判断能力や腕の器用さに頼らざるを得ない現場がたくさんあるのが現状です。
では、ここまで紹介したなかで最も過酷な現場とはどんな条件でしょうか。
一度整理してみましょう。
1. 地面からの荷物の持上げ・持ち下げ
2. 扱う荷物の重さが10~30kg程度
3. 反復的な上げ・下げ作業
4. 荷物の種類が多く、それぞれ取り扱い方を調整・変更せねばならない
言い換えると、この過酷な条件をヒトという優れた“システム”はクリアしているといえますが、では、この条件を満たすアシストスーツは存在するのでしょうか。

ATOUNからの提案「MODEL Y + kote」

 
MODEL Y + kote

私たちATOUNがご提案するのは、世界初のワイヤー式腕アシスト装置「kote」が追加された「MODEL Y」です。腕アシストと言えば固いフレーム式で限定的な用途が多かったなかで、唯一「柔らかい樹脂ワイヤー」を用い、汎用的な作業を網羅しています。
 
なぜワイヤーを使うことが重要なのでしょう?
それはヒトの腕の動きが複雑であり、それに追従させる事が可能になるからです。
 
「荷物を運ぶ」のは簡単なように思えても、実際の腕の動きに目を向けると非常に複雑な動作をしていることがわかります。複雑な形状の荷物をつかみ、体幹に引き寄せ、傾かないようバランスを保ち、指定の場所にそっと下ろす。これだけでも、「電動クレーンのように、ただ上下運動だけできれば良い」ということではないことがわかります。
 
その点、「kote」はヒトの多様な動きに追従し、「手のひらの器用さ」を阻害せず、パワフルにアシストすることができる唯一の“着るロボット”です。

 

「MODEL Y + kote」で、見込める効果は?

 
では、「MODEL Y + kote」を用いることで、どのくらい作業者は楽になるのでしょうか?
 
人の筋肉の活動量を示す筋電を計測してみると、腰で2~3割、腕で最大6割程度の活動量が軽減されている事がわかりました(※1)。
また、作業者の主観的な疲労感を比較してみると、約6割軽減されるケースもあり、現場改善のツールとして高い実力が見込めます(※2)。
※1:https://atoun.co.jp/releases/suzuyo2/
※2:https://atoun.co.jp/releases/suzuyo2/
 
現場作業のつらさが招くのは、作業者の方々の苦痛だけではありません。
作業者の離職にともなう効率ダウンや新入作業員の採用コスト・教育コストなど、考慮せねばならないことは多岐にわたります。
 
「MODEL Y + kote」によって現場改善を行なえば、それらのマイナスもリスクオフが期待できます。

実際にパワードウェアを導入頂いた企業様の例をいくつかご紹介します。詳しくはこちらをご覧ください。
また、ご興味を持たれた方は、ぜひATOUNまで資料請求・お問い合わせ下さい。

住友林業クレスト株式会社
住友林業クレスト株式会社
 
カイハラ株式会社
カイハラ株式会社
 
株式会社八幡ねじ
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